mikiterao@jp.de

mikiterao.exblog.jp
ブログトップ

キャンドルホルダー作り Clay candle holder

e0316430_18414479.jpg

夏時間から冬時間に変わり、日に日に夜が長くなり冬の訪れを感じさせる11月になると、ドイツではキャンドルの灯りがよく見られるようになります。独身の頃、時々ヨーロッパを一人旅していたのですが、一度秋の終わりにドイツに数週間いた後、日本に帰国した直後は、照明が目にまぶしくて、どこに行ってもビカビカの蛍光灯の光だらけに感じられて、改めてドイツはキャンドルの国だったんだと思ったことがありました。
クリスマスに向けてろうそくを使うことが自然と多くなる11月頃、私のアトリエでは毎年必ずキャンドルデコレーションの課題を取り入れるようにしています。
In November in Germany, candle lights are lit up at many places and they create a warm pre-christmas feeling. Therefore every year in November, in my art class children create candle decorations as a seasonal motif.


キャンドルを彩る作品を作る時は、必ず最初に子供達を暗い部屋に集めて、ろうそくに灯を点した状態の作品を見せて、完成を想像させるようにします。いつも思うのですが、子供は皆キャンドルの灯りが大好きです。灯を点けた瞬間、全員の視線が一気にろうそくの先に集中するのが分かります。毎回その子供達がひきこまれる様子を見るのがとても楽しみです。火の魅力というものを改めて感じます。

今年は乾燥するとテラコッタ(素焼き)風になる粘土を用いて、キャンドルホルダーを作りました。いつも粘土課題をすると、ひやりと柔らかい粘土の感触に「気持ちいい」という言葉がよく聞かれて嬉しくなります。また何度もにおいをかぐ子(特に男の子)がいるのも面白いです。今回の粘土は「チョコレートみたいなにおいがする!」と人気でした。視覚だけでなく触覚や嗅覚も刺激される素材です。
今回はまず厚紙で円柱や円錐の型を作り、薄く伸ばした粘土をそれに巻き付けた後、粘土にクッキー型や尖ったもので穴を開けて灯りの窓を作り、そのまま乾燥させ、乾いた後に厚紙を取って完成させました。

e0316430_18415461.jpg
e0316430_18420871.jpg


余った粘土でこんなオーナメントも。

e0316430_18423803.jpg


去年の課題「Licht Tüte(紙ランタン)」、耐火紙で作られた紙袋に、紙ナフキンでコラージュをしました。

e0316430_18425499.jpg


サブ課題として、キャンドル用ワックスペンを使って、ティーキャンドルを彩ったこともありました。

e0316430_18433187.jpg


子供の作るものは、本当にてらいがなくて味があって、全くかなわないなとよく思います。
また彼らは変化が激しくて、例えば先週は大好きだった色が今週は全然好きでなかったり、先月には描けなかった形が今月突然描けるようになったりと、今日のこの子達にはもう二度と会えないと感じる瞬間がよくあります。同じことをしても毎回違って飽きることがないので、それで私はこの仕事を辞められないのかも知れません。
キャンドルの課題はいつも特に皆楽しんでくれるので、今後も色々な可能性を探って行きたいと思います。

[PR]
by mikimics | 2016-11-29 19:14 | art class | Comments(0)